ポルトガル女子一人旅⑥*ポルト散策

9/14(金)

短いポルト滞在も今日で終わり、夕方にリスボンに戻ります。まだポルトリスボンの電車を押さえてなかったので朝食を取りながらネットから予約。少しポルトを観光した後、移動時間も考え17:00ポルト発にしました。

9:30 荷物を纏めて先にチェックアウトし、必要な物だけ持ってポルト散策に向かいます!今日ドウロ川の対岸を歩こうと決めていました。

 

もう慣れてしまったドン・ルイス橋横の階段を今日も登り、橋の上層を歩いて対岸へ。やはり橋から北岸方面を撮影するならばAMが良いです!昨日の夕焼けは逆光でしたが、今日はばっちり撮影することができました。 

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せっかくなのでテレフェリコ・デ・ガイヤというロープウェイに乗ってみました。往復の方が少し割引されていたので往復チケットを買いましたが片道でよかったかも。乗車時間は5分ほどなのですが、私のロープウェイは貸し切りだったので思う存分、写真と動画を撮ることができました。

何より目を惹いたのが、真下に並ぶワインセラーの赤屋根!これは上から見れてよかった。

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写真中央に写る看板”Sandeman(サンデマン)”は老舗ワインセラーのものです。黒のマントと騎士帽のシルエットがこのセラーのマークのようです。

 

ロープウェイ乗り場でワインテイストの無料券をもらったのでいってみるが開いているのかよく分からない。昨日のランチで飲んだ美味しい白ワインを思い出し、急にワインが飲みたくなりました。

ガイドブックには見学ツアーもあると書いてありましたが今更予約もできないし…と近くを彷徨っているとワインセラーらしき入り口があったので思いきって入ってみました。団体のツアー客が沢山テイスティングしていますが個人でも飲めるみたい!一杯2€の白とRubyをいただくことにしました。

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ここで飲んだポートワインはこの旅一番の感動だったかもしれません。凝縮された葡萄の甘みと鼻に抜けるアルコール。ワインはそこまで得意ではありませんが、デザートのようなポートワイン美味しすぎる。

本当はこのワインセラーでワインを購入したかったのですが、メニューからボトルで幾らになるのか分からず断念してしまいました。買っておけばよかったと帰国して強く後悔。隣の建物はワインの貯蔵庫のようです。人もいなかったので入ってみました。

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よくテレビで見るワイン樽は実際にみるととても大きい!何杯分のワインが入るのでしょうか。

 

ほろ酔いのまま散策に戻ります。ドウロ川近くには露店が並んでいてコルク素材で出来たかわいい財布を自分用に購入(9€)。ポルトガルはワインの生産が多いのでワインコルクでできた小物のお土産物が多いんだとか。

ロープウェイでドン・ルイス橋の麓まで戻ります。帰りも貸し切りだったのでこのロープウェイはそこまで混まないようです。 

 

お昼ご飯は軽く済まそうと思い、屋台のフランクフルトにしました。なかなか美味しかったですが5€は少し高いかな。

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メトロのジャルディン・ド・モーロ駅からサン・ベルト駅まで戻ります。まだ見ていなかったクレリゴス教会に立ち寄ることにしました。

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1749年に建設が完成したバロック式の教会で、内部は美しいドーム状になっていました。

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天井の形もすごく綺麗です。酔いが回っているため少し教会内で休憩。多くの人のお目当ては街のシンボルマークの塔のようでしたが、塔は有料なので無料の教会部分だけ見て終了。

街をブラブラしていると酒屋を発見したので、ポートワインを購入しました。2本で14€と安かったのですが、店員にワインをプチプチで梱包してほしいという話が伝わらず、何度も説明してようやく包んでくれました。プチプチって英語で何て言うんでしょう?肝心のワインは、味はまずまずですが、やはりワインセラーで飲んだものには敵いませんでした。

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可愛らしいカフェがあったので、カプチーノを飲んで休憩しました(2.1€)。ケーキも美味しそうでしたがお腹一杯なので断念。

歩いていて思ったのが、ポルトの街はバックパッカーがとても多いこと。ゲストハウスも多いようで、一人旅や貧乏旅には向いているかもしれません。

 

15:00  宿で荷物をピックアップし、リスボン行きの電車が出るカンパニャン駅を目指します。荷物をもって坂道を歩くのはしんどいのでトリンダーテ駅まではバス、そこからメトロに乗ります。

トリンダーテ駅の券売機また混んでいる。そして行きと同様、また集金してる…。

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ポルトガル名物とはいえ並んでいる人もこれには相当イライラしているようでした。早めに出発しておいてよかった。

行きはここの乗り換えで苦戦したので、念のためホームにいた上品そうな奥様にカンパニャン行きで良いかと確認すると親切に教えてくれました。ポルトガルの人は基本みなさん優しいです。

16:40  カンパニャンからリスボン行きの電車に乗車することができました。電車を待っている間、ホームは至る所でタバコを吸っている人がいて閉口しました。イタリアに行った時も感じましたが、タバコのマナーでみると日本はヨーロッパに比べると大分進んでいるようです。

 

19:30  リスボン、サンタ・アポローニャ駅に到着。

宿への移動も含めるとリスボンポルトは行きも帰りも片道5時間ほどかかってしまいましたが、結果としてポルトへ立ち寄ったのは大正解でした。つづく。