ポルトガル女子一人旅④*ポルト散策

9/13(木)

 

5:40 ぐっすり寝て昨日の疲れは取れました。今日は電車でポルトに向かうので早起きです。

まだ暗い中ですがフィゲイラ広場でタクシーを拾い、サンタアポローニャ駅に向かいます。10分ほどで到着(3.5€)、ボラれないか心配していましたが朝からテンション高めのおじいちゃん運転手で安心しました。本当にここに限らずポルトガルは治安がいいです。

 

リスボンポルトに向かう

6:00  サンタアポローニャ駅に到着。人もまばらでしたが掲示板でポルト行きのプラットフォームを確認します。

行きの電車は事前にポルトガルの国鉄サイトから予約していました。予約内容はこんな感じ。

Lisboa - Santa Apolinia → Porto - Campanha

Comboio:521 Carruagem:22 Lugar:42

Servico:intercidades Classe:2a classe

Total:15.00€

Comboio(列車),Carruagem(車両),Lugar(座席)です。二等車ですが15€は結構お得ではないでしょうか。ちなみに二等車でも比較的ゆったりとしているシートでした。

 

6:30  電車に乗ったものの車両番号の見方がさっぱり分かりません。電車はガラガラだったので適当に座っていましたが、途中の駅で乗り込んできた人の席だったらしく…。その方に予約票を見せると一つ後ろの車両だと親切に教えてくれ、無事自分の席に辿り着けました。途中コインバルでうるさい学生達がぞろぞろ乗ってきましたが早起きだったので爆睡。

 

ポルト到着!メトロに乗り換え

9:30  長距離列車はポルトのCampanha(カンパーニャ駅)に到着します。ここからSao Bento(サン・ベント駅)に行くと市街地まで最も近いのですが、なぜか私はTrindate(トリンダーテ駅)へ向かってしまいました。サン・ベルトとトリンダーテはそこまで離れていないのでいい散歩になるぐらいで特に問題はありませんでしたが。

しかし、カンパーニャ駅からサン・ベルト駅への乗り換えには苦労しました。この駅とても分かりにくく、とりあえず人の流れに乗りM(メトロ)の方向へ。券売機で切符を買おうとするものの3つあるうちの1つはのんびりと集金中、残り2つには長蛇の列が…。ジェロニモ修道院でも感じましたが、ポルトガルは先進国なのは間違いないですが、どうやらのんびりとした国民性も持ち合わせている模様。

やっと自分の番が来たと思えばこの券売機、買い方がさっぱり分からない!!英語表記に切替ても完全に意味不明なので後ろに並んでいたドレッドヘアのお姉さんに助けを求める。何とかトリンダーテ行き切符を買うことができました。(1.8€)

後々調べてみると券売機の横に、駅名とV1,V2…といった表記のある一覧表があります。行き先までの距離によってゾーンが分けられており、それによって値段が変わってくるみたいです。なのでトリンダーテまでのゾーンを確認→そのゾーンの切符を購入、といった流れになるみたいですが難しいので人に聞くのが一番ですね(^^;)

プラットフォームにはポツーンと改札機が立っているので切符をかざすとこれで乗車になるようです。このシステムだとキセルする人もいそうですね。近くのお姉さんに行き先が会っているか確認するとわざわざ携帯で調べてくれました。メトロは混んでおらず、ヤバそうな雰囲気もないので一安心です。

 

トリンダーテ駅到着!市街地へ

トリンダーテ駅は分かりやすい駅でした。ここから30分ほどかけてドン・ルイス1世橋近くの宿まで歩いて向かいます。ポルト市内はとっても綺麗で写真を撮りながらの散歩は楽しい!

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リベルダーデ広場のドン・ペドロ4世の像です。後ろのBBVAと書いてある立派な建物は何と銀行!

アズレージョが有名なサン・ベルト駅にも立ち寄りました。これが駅なんて信じられない!

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壁一面のアズレージョは約二万枚でポルトガルの歴史が描かれているそうです。この青のアズレージョポルトガル各地で見られますが、少し中国陶器を思わせるアジアのテイストも入っているような気がします。

本日の宿へ

11:30  予約していた”ペスターナビンテージポルト”に到着。ポルトは一番楽しみにしていた街なので少し贅沢しました。

ペスターナ ヴィンテージ ポル / 海外ホテル予約はエクスペディア【Expedia Japan】

リベイラ市場からすぐ近くの立地なので、朝早く&夜遅くまで街歩きを楽しむことができ、結果として大満足です。ホテルもとても綺麗で朝食も美味しく優雅に過ごすことができました。ただしポルトは高低差がある街でスースケースをゴロゴロして駅からホテルへ行くのは少し大変です。荷物が多い方はサン・ベルト駅近くの宿にした方が良さそうです。

街歩きして感じましたが、ポルトは特にゲストハウスやホステルが多いのでバックパッカーにとっては旅しやすい街だと感じました。

ポルトで大満足のランチ!

12:00  ホテルのチェックイン時間には早かったので荷物を置かせてもらいとりあえずランチにします。宿から近くの目星をつけていたレストランへ、時間も早かったのでまだ店内は空いていて1人でも大丈夫そうでした。

”Jimão Tapas e Vinhos”というお店です。

メニュー表は英語ありでした。ポルトガル名物のタコを食べたいところでしたが少しお高く断念し…タラとポテト&オリーブという料理にしました。干しダラもポルトガル名物のようだし!(しかし、干しダラって日本語にすると美味しくなさそう…)

白ワインも一杯注文してみると、テイスティングがあって大丈夫か?と聞かれてビックリ。 貧乏旅ではなかなか出来ない経験でした(笑)。ワインはぶどうの香りが良く、甘くて飲みやすい!これが初めて飲んだポートワインでした。

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お食事の方ですが、タラの身がホクホクでとっっっても美味しい!フライのポテトとオリーブの方は少し餡がかかっているようでこれも感動する美味しさでした。このお店に限らずポルトガル料理は、外見は見たことのない完全な異国の料理なのですが、味付けがどこか日本っぽく口に合うものが多かったです。

お店のスタッフも親切で、わざわざ美味しい?と聞きにきてくれ大満足のランチになりました。(食事代:20€ほど)

 

ほろ酔いでポルト散策に繰り出します! 続く。