旅行記*マラガ→リスボンへ夜行バスで移動

マラガからリスボンへの移動手段は、飛行機とバスがあるようです。

圧倒的に飛行機で移動することをお勧めしますが、貧乏旅だった今回は値段がやや安く、一泊分の宿代も節約できる♪という理由で夜行バスでの移動としました。

予約など出発までの準備

バスは事前にお馴染みALSAの↓サイトから取っておきました。英語表記にも出来るので取り方は問題ないかと。

We make travelling by coach easier - ALSA

9月の平日でマラガ→リスボン間、金額は66€でした。

以下乗ってみて感じたことです。

・"Seat selection"で座席を選んでいたのですが、当日適当に座れwみたいなテンションだったのでわざわざ1€払って取らなくてもいいかも。

リスボンにはLisboa OrientとLisboa Sete Riosの降車地があります。Lisboa Orientがポルテラ空港近く、Lisboa Sete Riosがリスボンの市街地近くなのでご注意を!

・夜行バスはマラガ→リスボンで10時間です。普通にしんどいです。

・スーツケース等の大きな荷物も、荷物室に預かってくれます。

・乗車、降車のバスターミナルともに綺麗で案内も分かりやすく特に迷うようなことはありませんでした。

英語圏ではないのでとにかく降車地が分かりにくいです。到着駅のアナウンスはしてくれるのですがほぼ聞き取れないので位置情報がわかるアプリなどで現在地を把握しておくといいかと思います。

 

旅行記*マラガでバスに乗るまで

ミハス観光から電車でマラガに戻ってきたのが19:45。バスの出発は21:00なので駅前のカフェで白ワインを一杯いただきます。少しお酒を入れておかないと寝れる気がしなかったので。

少しほろ酔いの中、マラガ駅のコインロッカーに預けてあった荷物をピックアップし、駅でトイレを済ませ(チップが0.7€。綺麗だけど高い!)バスターミナルに向かいます。

マラガのバスターミナルは、マラガの中心地のMalaga Maria Zambrano駅(マラガ・マリア・サンプラーノ駅)からすぐです。駅構内にもBUSの表示があったので迷わずに辿り着くことができました。 

バスターミナルに行くとマラガ街中と違って何やらアフリカ系の方も多く少し気が引き締まります。よく考えると、夜行バスなんて日本感覚で予約してしまったが、隣が怖いガチムチのおじさんだったらどうしよう…とここに来て一気に不安に(笑)

バスターミナルは簡易な電光掲示板もあり、印刷してきた紙+掲示板で何度も乗車地番号を確認し、バスを待ちます。時間通りにバスは来ました。マラガ空港経由かと思いましたが、どうやらこのバスはマラガ駅が始発だったようです。

何となく色々なバスの行き先を見ていたところ、どうやらFuengirola(フェンヒローラ)→リスボン行きのものもある模様。おお…ついさっきミハスからフェンヒローラ経由でマラガに帰ってきたのだが、まさかフェンヒローラからバスに乗れたなんて。軽くショックを受けながら到着したバスに乗り込みます。

 

乗客には日本人はいませんでしたが旅行者らしきアジア人もおり一安心。運転手にバスが合っているか念のため確認し乗り込もうとした時、バックパックを大型荷物入れに預けろとのこと。荷物の紛失は絶対に避けたかったので嫌だ!!と断固拒否したところ、運転手は諦めたのが無事車内に持ち込むことができました。

バスは日本のものよりもかなり座席数が多く、二両編成で路線バスに近かったです。思いの外、綺麗でした!印刷してきた予約表には”Seat 13”と書かれていたので座席を探しましたが座席番号が分からず再度運転手に確認しに行ったところ、どこでもいいというようなジェスチャーだったので、運転手に近い前から3番目の場所にしました。アジア人も近くにいたので何となく安心。でも座席予約したんだけどな(´-ω-`)途中の立ち寄り場所で続々と人が乗ってきましたが、結局満席になることはなかったようで2席分をゆったり使うことができました。ラッキー!

そして、ここで気づいたのが”このバスUSBがない!!”次の日も宿のチェックインまで観光予定だったのでこれはかなり痛いです。まあ、そこまで海外のバスに求めるのは無理があるのか。バスは途中SAのような所にも寄り、一度トイレに行ったもののその後は爆睡してしまいました。

旅行記リスボン到着後

夜行バスは途中の停車駅も多くその度に乗客の乗り降りも結構あり、日本の夜行バスに比べて随分騒がしかったです。ですが乗車前のワインのお陰かいつの間にかぐっすり眠ってしまい…。

物音で起きるとマラガから乗っていた後ろの席の中国人カップルが下車している!ここはドコ⁉︎と思っているうちにバスは出発。寝ぼけながら携帯で確認すると、カップルは私の降車地の一つ手前”LISBOA ORIENTE(リスボン オリエンテ駅)”で降りたようでした。ほっとしたのも束の間、次の”LISBOA SETE RIOS駅”まではあと少しなので大慌てで降りる準備をします。

バスターミナルに到着し、無事降車。いやぁ焦った。そしてここ、”LISBOA SETE RIOS駅”は終着駅なのでそこまで焦る必要はなかったです。ネットで予約した時も確認したはずですが、プチパニックですっかり忘れていました。

しかし海外で夜行バスに乗る際は、爆睡にお気をつけを…。これ終着駅じゃなかったらと思うとゾッとします。そもそもスリなどの危険性もありますしね。

さて到着したものの外は真っ暗で始発もまだ動いていないよう。一応バスターミナルは結構しっかりしていて早朝でもそれなりに人がいました。ベンチもあり、トイレもチップが要りましたが比較的綺麗でした。

ここで始発が出るまで待てば良かったのですが、この時はまだポルトガル がどんな国かも分からず早朝にここにいるのは危険かも!?と思い、タクシーを探してターミナルから出てみました。この後のことを思い返すと確実に始発を待てば良かったと思うのですが…。

この日はリスボンの中心地、フィゲイラ広場近くの宿をとっていたのでそこに向かうことにします。バスターミナル周辺にもタクシーは一台も停まっていません。人影もほぼなく。コワイ…さすがに泣きそうでした(TT)ターミナルに戻ろうかと思いつつ、大通りでタクシーを待ちながらgoogle mapで予約してあった宿までの順路検索をしてみると…なんと近くのバス停から、数分後に路線バスが出ている!

↑ここがバス停です。バスターミナルからはすぐ近く。

 

バス停には誰もおらず1人でバスを待ちます。と、少しするとメトロの駅方面からすごい人人人!!始発が到着したのかな?とにかく周りはアフリカ系の女性ばかりに囲まれて、怖さ半分、やっぱりバスは来るんだ!という安堵感半分。ビビっていたものの、5分ほどするとバスが来ました!やった!

バス運転手にRossio駅に行くか?と聞いたところOK!とのことで運賃確か1.5€を前払いして、運転席に一番近い席に座る。バス停にいた黒人の女性達は職場へ向かうところなのか、朝から元気に何やらお喋りしていて途中で降りていった。

到着したRossio駅(ロシオ駅)はさすがリスボンの中心地なので、早朝ですが人通りもそこそこあり安心しました。ようやく長かった夜行バスの夜は終わり、ポルトガル観光が始まります!

 

 

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