ポルトガル女子一人旅⑦*リスボン

9/14(金)

19:30  ポルトから電車に乗り、リスボンのサンタ・アポローニャ駅に到着。今日はゲストハウスに宿泊なので最寄りのバイシャ=シアード駅までメトロで移動します。リスボンでは初メトロだったのでカードの発行に0.5€かかりました。2駅でしたが乗り換えも分かりやすく、空いていて楽々移動です。

今日の宿はこちら。

サーフ イン シアード ホステル / 海外ホテル予約はエクスペディア【Expedia Japan】

宿の感想としては、まあまあですがお勧めはあまりしないかな。良いところは、アクセスがばっちりでどこに行くにも便利。スタッフもノリのいい若者だけど、フレンドリーで色々と話しかけてくれた。悪いところは清潔感があまりなく、繁華街の中にあるのでとにかくうるさい!ゲストハウスに泊まるときは耳栓は必須です(基本ドミトリーなのでイビキがすごい人も)。これで一泊22€だったらまずまず。

案内された部屋は2段ベッドが2つの4人部屋。個々のベッドにカーテンがないのでガッカリだったが、そのお陰で他のゲストと交流することができました。先に着いていたお姉さんはポルトから来たそうでこの宿に2泊するとか。ここに2泊はキツイな…。

お姉さんはリスボンに何度も来ているそうで、お勧めのホステルを教えてもらいました。同じぐらいの値段で、同じバイシャ=シアード駅近くだったら↓がお勧めとのことでした。

リスボン ホステル / 海外ホテル予約はエクスペディア【Expedia Japan】

晩ご飯を求めて街に出ましたが、賑わう店内に1人旅行客での食事はハナから諦めていたので定番のエッグタルトで済ませました。スーパーで水・ビール・ヨーグルトを購入し1.2€。地元民が使うようなお店ではポルトガルの物価の安さを実感。宿のテラスでビールを飲みながら最後のリスボンナイトを味わいます。それにしても騒々しい。

 

9/15(土)

リスボン最終日です。この日は14:00発の飛行機に乗るのでAMのみの散策になります。まだ見ていなかったバイロ・アルト地域を中心に歩くことにしました。

8:00  まずは朝ごはんでお目当てのカフェ、コンフェイタリア・ナシオナル(Confeitalia National)へ。1829年創業のリスボンで最も古い老舗のお菓子店だそう!

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店内の内装も素敵です。朝早い時間だからか、空いていてラッキーです。

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お菓子は全部美味しそう。せっかくなので店内でイートインすることにしました。一階のカフェは着席で1.1€、二階はレストランになっているようです。

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ガラオン(ホットのカフェオレのような飲み物)とエッグタルト、ナッツの入ったパンを注文。エッグタルトはもちろんですが、パンもすごく美味しくて感動しました。テイクアウトもできるそうですが、ここはゆっくりイートインにして正解でした。おばあちゃん店員が可愛かったです。(全部で4€)

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優雅なカフェタイムの後はお土産物を購入しにスーパーへ。お菓子やオイルサーディン、紅茶など買い込みましたが10€ほどでした。

9:30  サン・ロケ教会に向かいます。道中は壁の落書きやゴミが多く落ちていてあまりいい雰囲気ではないです。せっかく綺麗な街なのにもったいない。ガイドブックには10:00オープンとなっていましたが既に開いていました。サン・ロケ教会は1584年に日本の天生派欧少年使節団が一ヶ月ほど滞在したという日本に縁の深い教会です。イエズス会の拠点だったそうなのでザビエルもここに立ち寄ったことがあるかもしれません。

外観はシンプルですが中はとても綺麗な教会です。天井絵が素晴らしい。

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見所は豪華なイタリアンバロック建築のサン・ジョアン・バプティスタ礼拝堂です。質素な神社や寺院を見慣れている日本人の私にとっては、宗教施設が金の装飾でギラギラというのは何度見ても違和感を感じます。ただ宗教の資金力があってこそ、現在にこれだけの芸術品が残っているんですけどね。

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近くにあるビカのケーブルカーを見に行きました。市内には3つのケーブルカーがあるらしく、ここが最も有名だそうです。細い路地の向こうに見えるのはテージョ川リスボンならではの景色です。が、この落書きはどうにかならないんでしょうか。せっかくの景色なのにもったいないですね。

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ヨーロッパらしい街並みに可愛い看板。ポルトガルは歩いていて本当に楽しいです。

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何度もお世話になったトラム28番。良い景色だったのでトラムが来るのを狙っていました。

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ゲストハウスに帰りチェックアウト。

バイシャ・シアード駅からメトロでエアポートに向かいます。メトロで同じく空港に向かう親切なおじさんに乗り換えを教えてもらいました。助かる!オーストラリアに出張へ行くそうで日本にも来たことがあるそうです。

リスボンからはポルトガル航空の利用でワルシャワにトランジット、そこから日本へ帰ります。空港に着いてから気づいたのですが、リスボンワルシャワはユーロ圏内なのでパスポートチェック無しです。早く着きすぎたうえ、飛行機が50分もdelayしていたので疲れてしまった。

変な時間のフライトだったので期待していなかったですが、機内食が出ました!メインはビーフシチュー、オリーブオイルをかけて食べるサラダが美味しかったです。 

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次はワルシャワの約半日トランジット観光へ。続く。